amazon feed report機能

amazonセラーセントラルとベンダーセントラルでreportを取得したり、ファイルをfeedすることができる。

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だが在庫情報などをシステム連携をするにあたり、画面からではなくローカルなファイルシステムからリクエストファイルのfeedおよびレスポンスファイルの取得を行いたい場合がある。

maru9では業務色のないロウレベルな機能として、ファイルシステムから直接report,feedできる機能を備えている。

利用イメージ

決められたフォルダ構成に従いfeedしたいファイルやゲットしたレポート種が記載されたファイルを入れておく。例えば、notyetフォルダに

  • POST_FLAT_FILE_PRICEANDQUANTITYONLY_UPDATE_DATA-req-param-comment-.req (価格在庫更新feed)
  • GET_FLAT_FILE_ACTIONABLE_ORDER_DATA_SHIPPING-req-param-comment-.req (発送必要オーダreport)

処理名は下記を参照のこと

https://developer-docs.amazon.com/sp-api/docs/feed-type-values

https://developer-docs.amazon.com/sp-api/docs/report-type-values

paramには、レポート要求範囲等、レポートごとのパラメータを指定。(指定方法はここでは割愛)

そうするとシステムが自動的にamazonにfeedまたはreport要求を実施し、結果ファイルをdoneフォルダに格納する。

なお本機能はamazonの機能をインターフェースしているだけなので、amazonがエラーとした場合はamzonのエラーファイルそのものが格納される。

blog-drive

なおgoogleドライブはPCのローカルファイルシステムと同期できるので、この仕組みを利用すればPC上でのファイルの操作だけでfeed,reportが実施できることになる。

blog-exp

その他の仕様として

  • 15分に1回動作する。
  • 3日以上前のfeed,report結果は取得しない。
  • 利用にはamazonの大口アカウントとgoogleアカウントが必要になる。
  • ベンダーセントラルの在庫更新用疑似feedがある

レポート自動取得機能(スケジュール)

オーダ系のレポートに関しては15分に一回レポートを取得するように設定することも可能です。

ただしMWSの時に存在した「GET_FLAT_FILE_ORDERS_DATA」はなくなってしまったので注意。amazonからは代替として「GET_FLAT_FILE_ACTIONABLE_ORDER_DATA_SHIPPING」を使うよう推奨されています。

ベンダーセントラルへの疑似フィード

ベンダーセントラルの在庫更新の場合、ファイル名を下記のようにして

  • POST_FLAT_FILE_VENDOR_QUANTITYONLY_UPDATE_DATA-req-ベンダーID_倉庫ID-日付など-.req

中身はTSV形式で

「asin quantity」で記載。